感じたことを書き残す

10年以上継続していることがあります。

それは日誌をつけること。

「人生の記憶を記録にとどめる

自分自身の人生史

その気になったら是非に日記をつけて下さい」

師からいただいたメッセージが日々の習慣をつくってくれました。

継続している中で、書いた内容を忘れてしまっている、ということもしばしばあります。

けれども、日誌を読み直すことで、記憶から飛んでしまったことばと、再び出会うことができる。

そんな経験を繰り返すうちに、気づいたことがあります。

「忘れる」ことには意味がある。

忘れることによって、再び出会えたそのことばは、自分自身に対するメッセージになる。

忘れるからこそ、それはまた新鮮な響きを伴って、自分が必要としているタイミングでやってくる。

そのようなことばは往々にして、からだをとおして感じられたことばたちです。

からだが書かせてくれることば。

からだが語らせてくれることば。

感覚を起点としたことばには生命力がある。

そのようなことばにふれることも、健康維持増進につながっていく。

ことばを大切にすることは、「からだごと」と「じぶんごと」の重なりだということを教えていただいています。