「効いている」と「無理している」の境界線

テレビや雑誌では、いろいろな健康法が紹介されています。

皆さん独自に研究されたことを紹介していると思うんですけど、放送時間や掲載紙数の関係上、手軽に始められることは伝えられても、全部を伝えきることはできない。

ただ、体操や運動にしろ、一人でやっていると、こういう場合はどうしたらいいんだろう、ということってやっぱり出てきます。

それを試してみようと思ったら、紹介者に直当たりするのが一番なんですけど、それはちょっと難しいところもありますよね。

それで、よくあるのが、「どのくらいやった方がいいのか問題」です。

体操や運動って、適度にやればある程度の疲労感と爽快感が得られます。なんか、運動したなって充実感。そのくらいであれば、いいんですけど、度を超すと、翌日痛くなっちゃったとか、疲労が残って一日怠いとか、ちょっとやりすぎちゃったかな感が残ります。

「からだ」には、置かれた環境下でベストを尽くすという力が備わっています。ちょっと痛みや疲労が残っても、それを回復させようとする力が発揮されて、いずれ消失します。

けれども、効いてる、効いてる、効いてる、あれっ? 痛い? となっているにも関わらず続けてしまうと、効いてるを通り越してからだを壊します。

これは「効いている」の境界線を越えて、「無理している」の領域に入ってしまった状態です。

この辺りの判断は、専門家が付かない場合は自分で判断しなければいけなくなる。

よっぽど鍛えようというつもりでもなければ、「やっている最中の感覚」と「後味の感覚」に意識を向けてみるといいかと思います。

ストレッチ的な運動にしろ、筋トレ的な運動にしろ、心肺機能を上げる目的の運動にしろ、やっている最中に不快な痛みを伴う場合は、「効いている」の境界線を越えている可能性が高い。

また、やっている最中はそんなに不快ではないけれど、翌日とか、2、3日してから、日常生活の中で不快な痛みを感じ出したという場合も、「効いている」の境界線を越えている可能性が高い。

ほどほどに、というのは案外難しかったりするんですけど、一生懸命やればやるほど、この「効いている」と「無理している」の境界線が引きづらくなるからなのかもしれません。

ご予約はこちらから