スポーツを純粋に愉しむために

スポーツも体操もいいんですよ。それがその人の人生の張りになったり、健康の維持につながったりもしますから。

ただ、「スポーツをする=健康になる」は、ちょっと違うかなと思ったりします。

「スポーツの目的はスポーツをすること」と言った人がいるとかいないとか、僕はこの言葉に肯くのです。スポーツをやるのであれば、スポーツを純粋に愉しめばいい。競技として、レクリエーションとして。

スポーツをすると、確かに心肺機能も上がるし、筋力や体力もつきますから、結果的には健康にも関与してくるのでしょうけど、あくまで、それに耐えられる人という条件が付くんじゃないかと思います。

スポーツをしている人は皆等しく健康かというと、あちこち痛めている人がけっこう多い。

本気でスポーツやっていると、僕の場合はバスケでしたけど、ケガしても何しても練習は休みたくない。練習を休むと、その分体力も技術も落ちるような気がして怖くなる。無理して練習に参加すると、それがたたってまた休むの繰り返し。

一度、ケガ癖がついてしまうと、負のループにはまってしまうんですよね。

これは、レクリエーション程度にやっている場合にも当てはまるんじゃないかと思います。どこかを痛めていても、面白いから? やめられない。痛みはあるけど、ごまかしながらついやっちゃう。やっている最中は痛くないけど、日常生活動作の中で痛みが出ちゃう、なんてこともある。

そうなると、スポーツするために、それと並行してやったほうがいいことが出てきます。

一つはケア。スポーツを愉しんだ後は、翌日までに疲れを残さないようにからだを休める。痛みがある場合は、その痛みが落ち着くまで思い切って休む。

色々な方法がありますけど、自分でできない場合には、プロに診てもらうのも手です。スポーツの直後じゃなくても、普段気になっていることがあれば相談に乗ってくれます。ようは、そのうちよくなるよね、とほうっておかないこと。

もう一つは「動き」の学習。こちらの方が大切だったりもします。いわゆる、競技独自の専門的な動きではなく、日常生活動作にもつながるような、基本的な人間の「からだの動き」の学習。

同じような動作でも、ちょっと工夫するだけで身心にかかる負担に違いが出てくる。そうやって、疲れにくいからだ、痛めにくいからだ、ケガしにくいからだをつくっていくのです。

僕もバスケをやっていたころに「操体」と出会えていたら、ただ痛みを我慢したり、闇雲に筋トレしたり、そんなことをせずに済んでいたかもしれない、と思ったりするのです。

ご予約はこちらから